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聖ワルバーガ修道院長                       記念日 2月 25日


 ワルバーガは、イギリスのデポンシャの領主の娘として生まれ、ドーセットの修道院で教育を受けてそこの修道女になった。
 8世紀のイギリスは、熱心な宣教の中心地とも言えた。聖ボニファチオは、ドイツの改宗の為にイギリスの修道士や修道女に呼びかけたので、ワルバーガと兄のウィンバルトはそれに答えて2年間ビショスハイムでワルバーガが教理を説くと共に、医術で異教徒を助け、ウィンバルトはハイデンハイムに男性と女性のための修道院を創立して、自分は修道士を指導し、妹を修道女の長上とした。

 ウィンバルトが亡くなった時、ちょうどアイヒシュテットの司教であったもう一人の兄が、ワルバーガを修道士と修道女の2つの修道院長に任命した。

 779年にワルバーガは亡くなったが、彼女の名声はたちまちヨーロッパ中に広まった。彼女の遺骨は17世紀のバロック教会の中に納められ、現在は、その教会は宣教女であり、医者であった彼女にささげられている。